【暑さ対策】朝9時過ぎに旭川市で33℃!「蒸し暑くて気持ちが悪くなった」…熱中症搬送者は前年同時期の2.6倍―節電に特化した冷房家電に注目
16日も北海道内は蒸し暑く、まるで本州の梅雨のような天気に。
熱中症の搬送者数も、2024年を大幅に超えています。
そんな中、節電に特化した冷房家電が注目を集めています。
午前9時すぎ、旭川市では気温が33℃を記録。北海道内には、南から非常に湿った空気が流れ込み、朝から蒸し暑くなりました。
「きょうは朝から湿度が高くて、もわっとしていて気持ち悪くなりました」(旭川市民)
「夜中ゆっくり寝られると思ったんですけど、すごい暑くてしんどいです。(夏は)ゆっくり過ごせる北海道なのに、もう北海道じゃなくなっているような」(東京から帰省中の男性)
16日の北海道内では、7歳未満の子どもを含め少なくとも20人が熱中症の疑いで救急搬送されています。
2025年、北海道内で熱中症により救急搬送された人は990人にのぼり、2024年の同じ時期の2.6倍と大幅に増えています。
熱中症の発生場所は、「住居」が44%と最も多く、在宅中に体調を崩す人が半分近くになっています。
住居内での熱中症対策で北海道内でも、冷房機器の設置が進んできていますが、札幌市内の家電量販店でも2025年は売れるペースが速いといいます。
「(Q:冷房機器の売れ行きは)前年比で1.3倍売れています」
「(エアコンは)今年はリビングよりも2台目として寝室や子ども部屋につける人が多い」(ともにエディオン 東苗穂店 法月立伍さん)
いま、北海道内で売れている冷却家電には、ある特徴があるといいます。
「一番は電気代です。こちらは省エネハイパワーエアコンで少ない電力で運転してくれるので、長い目で見るとお得なエアコンです」(法月さん)
ここ数年の記録的暑さで、長く使おうと考える人が多く、省エネタイプがよく売れているといいます。
エアコンはこちらの店でいま注文すると、取り付け工事は、7月下旬から8月上旬に可能との事です。
さらに今すぐにヒンヤリさせたい方には…。
「こちらのスポットクーラーがオススメです」
「引き違いの窓に排熱用窓パネルを挟めるだけ。高さはバックルを使い調整するだけになります。手軽に取り付けができ急ぎの人にはオススメです」
「DCモーター搭載の扇風機がオススメ」
「従来のAC型のものに比べて電気代が1/3。運転時の音が静かで風量の調整が細かくできるのがメリットです。長い目で見るとおトクな扇風機になっています」(いずれも法月さん)
北海道の夏は涼しい…という概念が変わりつつある今、長く付き合えるアイテムが夏を乗り切るカギとなりそうです。