夏場の食中毒未然防止へ「夏期一斉監視」始まる―食品の衛生管理状況を保健所が確認〈スーパーや病院など約2500か所の施設に立ち入り検査〉北海道札幌市
夏場の食中毒を未然に防止しようと、札幌市保健所は7月1日、スーパーなどで、食品の衛生管理状況を確認する「一斉監視」を始めました。
この「夏期一斉監視」は、食中毒を防ぐ目的で市保健所が毎年行っているものです。
札幌市北区のスーパーでは、職員2人が肉や鮮魚、総菜などの保存状況をはじめ、調理器具の消毒が適切に行われているかなどを細かく確認しました。
「スーパーもそうですが、家庭でもなるべく(食品は)低い状態で保つようにすぐに冷蔵庫に入れるように注意していただければ」(札幌市保健所広域食品対策担当 酒井昌昭課長)
市保健所は7月末までに弁当店や病院など、約2500か所の施設に立ち入り検査を行う予定です。