【斎藤佑樹さんの”第二の人生”】甲子園のハンカチ王子→ファイターズ→そして経営者へ…Fビレッジで商業施設「サニーテラス」をオープン_歩み続ける”野球への恩返し”の旅〈北海道〉
「チアーズ!乾杯!おいしい。香りがすごくいいし、チーズがとろけてるし生地がまたおいしい」(斎藤さん)
細かい情報を取材したあとではピザの味の深さがより納得できたようです。
「サニーテラスのオーナーとして、ここの5店舗の魅力をちゃんと自分の口で全て伝えられるように、しっかりと理解するためにも話を聞くっていう感じですね」
「ファイターズの選手としてなかなか活躍できなかったっていう思いもあって、ファイターズに何かしらの恩返しができないかなっていうことがあったので自分が何が恩返しできるかって考えた結果、たどり着いた場所がここだったので死に物狂いで成功させられるようにがんばります」(ともに斎藤さん)
経営者としての挑戦は、北海道長沼町でも…
「(Q:元々ここはどんな場所だったんですか?)ここは長沼町の『舞鶴スポーツ公園』っていう場所だったんですよ。僕がここに来たときは草がこの辺まで生えていて、ボーボーで野球場の程をなしてなかった。ここにほれ込んで野球場をつくろうと」(斎藤さん)
斎藤さんがオーナーの「はらっぱスタジアム」です。
両翼は70メートル、センターまでは85メートルの少年少女用の野球場。
1年ほど前から芝刈りやベンチの建設など多くの人たちの協力を得ながら手作りで完成させました。
「こちらがフェンス。この1本1本の木を1500枚。(気の遠くなるような作業ですね)ただこういうのもつくっている過程が楽しかったりするので、できたときは感動がありましたね」
「アメリカ行った時に子供たち専用サイトのフェンスがあって、そこをオーバーしたらホームランだよっていう、ホームランを打てる感覚っていうのが日本の子どもたちにはなかなか多分感じられる場所がない。ホームランの体験ってきっと一生の宝物になっていくと思いますし」(ともに斎藤さん)
「はらっぱスタジアム」をつくったのは「子どもたちに野球を好きになってもらいたい」という、野球への恩返しの思いからでした。
「ちょっと大げさですけど。ボールパークのようなそんな場所にしたい」
「いろんなアクティビティーができて、ここに人が集ってコミュニティーが生まれてくるっていう、そんなことができると野球場をつくってよかったな、ここでみんなが笑顔になれる場所があってよかったなっていうふうに思う」(ともに斎藤さん)
野球界のために、そして北海道のために。
斎藤佑樹さんは第二の人生を経営者として歩んでいます。