【暑熱順化】6月半ばに厳しい暑さ…熱中症で北海道内で11人が搬送される_暑さに体を慣らして熱中症予防するには「汗かく習慣」が大事
「青空が広がり日差しが照りつける中、ここ大通公園の12丁目ではバラが咲き誇りいい香りもしてきます。写真を撮る方の姿も見られます」(糸口真子アナウンサー)
6月18日の北海道内は朝から蒸し暑く、最高気温は釧路市の中徹別と十勝の浦幌町で32℃を超え、2025年、道内で最も厳しい暑さになりました。
バラが見ごろを迎えた札幌市でも、最高気温は29℃と、2025年で2番目の暑さに。
急に暑さが増す中、街の皆さんは、どんな暑さ対策をしているのでしょうか?
「子どもが飲む用のゼリーを持ってきた。暑い時に飲ませている。ちょっと歩いたら飲む」
「あせもが出たら嫌なので対策用に布を背中に挟んでいる」(子ども連れの母親)
「先ほど首に巻いていましたね」(糸口アナウンサー)
「(冷感タオルを)濡らして巻こうかなと思って。スカーフを巻くよりは両刀使いができるかなと」
「氷入れた水筒を持ってきています」(街の人々)
バラ園では暑さの中、午前10時から25人のボランティアが咲き終わったバラを取り除くなど、バラの手入れをしていました。
「蒸し暑いのと気温も上昇するという予報だったので(いつもより早く)作業をあがろうかなと話した」(札幌市公園緑地化協会 寺口芽理さん)
「お昼を過ぎた札幌市。手元の気温計は29℃を超えています」(糸口アナウンサー)
「気温が高く暑いのでちょっと涼みに遊びに来ました」
「こまめに水分補給をし体調が悪くならないように熱中症にならないように気を使っています」(子ども連れの母親)
道内は、今後10日間も、気温が27℃から33℃程の真夏並みの厳しい暑さが続く予想で、熱中症に十分注意が必要です。
この暑さで道内では、熱中症の疑いで、11人が救急搬送されています。
札幌市では20代男性など3人、小樽市では80代男性、旭川市と北見市は70代女性、十勝の芽室町では30代男性と80代女性2人、遠軽町や大空町でも70代男性です。
このうち2人は、自宅にいて体調が悪くなっています。
屋外問わず、熱中症には注意が必要です。