JR北海道5月27日から監査強化―改善指示が出されるも操作ミスで列車を非常停止、乗客にケガを負わせるなどトラブル相次ぐ…今後2年間にわたり定期的に国交省鉄道局と北海道運輸局が立ち入り保安監査

　トラブルが続くJR北海道。安全対策をめぐり、5月27日から監査が強化されました。

JR北海道への監査を強化

　安全対策の改善指示が出されていたJR北海道に対し、国交省鉄道局と北海道運輸局が取り組みを確認するため、監査を強化しました。

　JR北海道をめぐっては2024年11月、砂川駅構内で不適切な作業により列車が非常停止し、さらに虚偽報告や書類の改ざんなどが発覚、改善指示が出されました。

4月にはJR北海道が会見

　これを受けてJRから対策が報告されましたが、その後も操作ミスで列車を非常停止させ、乗客にケガを負わせるなどトラブルが続いていました。

　国はこれを重く受け止め、5月27日から2年間ほど定期的に立ち入り、保安監査を継続することとしました。