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【経年劣化か】送電ケーブルの一部に“6メートルの亀裂”…運転再開の見通し立たず―老朽化で2027年3月廃止予定の砂川発電所3号機「電力需給に影響なし」北海道電力

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砂川発電所。写真左が3号機(提供:北海道電力)

砂川発電所。写真左が3号機(提供:北海道電力)

 北海道電力は5月16日、砂川市にある「砂川発電所3号機」で、送電ケーブルの一部が損傷していたと発表しました。


 北電によりますと、砂川発電所3号機は3月31日から運転を停止し、設備工事に入っていました。4月5日午前11時ごろ、作業員が送電ケーブルを覆う遮蔽層(しゃへいそう)に6メートルほどの亀裂があるのを発見しました。経年劣化が原因とみられています。

 設備工事は元々4月中に終了予定でしたが、亀裂を補修するため、復旧や運転再開時期は未定となりました。

 4号機は稼働中で、ほかの発電所から電気を送ることができるため、需給状況に影響はありません。

 砂川発電所は石炭の火力発電所で、1977年に建設された3号機と1982年に建設された4号機があり、最大出力はともに12万5000kW。老朽化が進んでいて、2027年3月の廃止が決定しています。


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