「暗号資産は人々に幸せをもたらします」SNSで知り合った投資家を名乗る"女達"にダマされ『2210万円』も奪われた60代男性…高騰した暗号資産を現金化できないと知り、ようやく詐欺に気付く_北海道帯広市
北海道帯広市に住む60代の男性が、SNSを通じた嘘の投資話を信じこみ、暗号資産2210万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと男性は3月中旬、SNSアプリに写真をアップロードしていたところ、同じ趣味を装い投稿してきた投資家を名乗る"女"と知り合い、やりとりを重ねました。
親しくなると"女"は「私の言うとおりにしていれば月収500万円は達成できる。暗号資産は人々に幸せをもたらします」などと暗号資産への投資を男性に勧め、男性は紹介されたニセの投資サイトにアクセス。
男性は"女"と投資サイトのカスタマーサービスを名乗る者の指示に従い暗号資産を購入。4月10日から30日まで8回にわたり指定されたアドレスに暗号資産を送信して合計2210万円分をだまし取られました。
ニセの投資サイトには1億7千万円まで資産が高騰していると表示されていましたが、現金化を拒否されたため、男性は詐欺を疑い警察に相談したということです。
警察は詐欺事件として捜査をするとともに、「SNSで知り合った相手から投資を誘われた場合は詐欺を疑い、警察の相談専用電話『#9110』に相談して欲しいと呼び掛けています。