千歳市の病院で”有毒ガス”発生…人工透析設備の消毒中に薬品誤混合し塩素ガス発生か_職員・患者あわせて約400人に体調不良なし 〈北海道〉
北海道・千歳市の病院で有毒ガスが発生しました。
人工透析に使う設備を消毒中、誤った方法で薬品を混ぜたのが原因とみられています。
有毒ガスが発生したのは千歳市富丘1丁目の「千歳豊友会病院」です。
4月18日午前11時半ごろ、「次亜塩素酸と酢酸を誤って混ぜてしまい塩素ガスが発生した」と病院から消防に通報がありました。
消防によりますと、病院関係者が1階の機械室で人工透析に使う配管を消毒しようとして次亜塩素酸と酢酸を誤った方法で混ぜてしまい、塩素ガスが発生したとみられています。
警察によりますと、病院には当時、職員と患者あわせて約400人がいましたが、具合が悪くなった人はいないということです。
有毒ガスの除去作業は終わっていて、警察はガスが発生した経緯などを調べています。