【止まらぬ”卒アル”個人情報漏えい】今度は札幌市以外の約120校で9700人分の『名前と写真』流出か…仙台市の会社にサイバー攻撃―北海道教育委員会「現時点で二次被害なし」札幌市の9500人分に続き…
札幌市立の小中学校の卒業アルバムに掲載された約9500人分の個人情報が漏えいした恐れがある問題で、北海道教育委員会は、札幌市立以外の小中学校・高校など約120校でも、卒業アルバムから個人情報が漏れた可能性があると発表しました。
漏えいした恐れがあるのは、北海道内にある札幌市立以外の小中学校・義務教育学校・高校・特別支援学校合わせて119校の「2023年度の卒業アルバム」の個人情報です。
9729人分の個人名と個人写真データが抜き取られたとみられています。
アルバムの印刷を担った宮城県仙台市の会社で2024年7月、サイバー攻撃を受けたことが判明。その後の調査で道内の被害が明らかになりました。
卒業アルバムの個人情報漏えいを巡っては、4月11日に札幌市教育委員会が小中学校の児童・生徒約9500人分の個人情報が漏えいした恐れがあると公表。全国では17万3000分が漏えいした可能性があります。
道教委は「現時点で二次被害は確認されてない」としています