北海道でも春本番 本格的な自転車のシーズン到来 物価高で放置自転車を修理した“リサイクル製品”が人気 価格は約1万円から…新しい運転ルールに注意 去年の法改正で“ながらスマホ”の罰則強化
春本番。4月11日の北海道札幌市の最高気温は17.4℃。今年一番の暖かさで、本格的な自転車のシーズン到来です。
札幌市西区のリサイクル自転車販売店「ホープ再生自転車販売」は、今が書き入れ時で客が途絶えません。
札幌市から払い下げられた放置自転車などを修理し、販売しています。価格は約1万円からです。
「新品の自転車がびっくりするくらい値段が上がっている。そういう状況で、リサイクル店が利用されていると思う」(ホープ再生自転車販売 相馬 悟 店長)
物価高の中リサイクル製品を利用する人が増えていて、昨シーズンは約2400台と過去最高の売り上げを記録したということです。
自転車による事故も増えていますが、2024年11月に運転ルールが改正されたのを覚えていますか。
自転車を運転しながらスマートフォンなどを使用する「ながらスマホ」。道路交通法が改正され、その罰則が強化されたのです。
例えば、運転中にスマホで通話をしたり、画面を注視したりすると6か月以下の懲役、または10万円以下の罰金に処せられる場合があります。
「どけようと思っても、“ながらスマホ”の人はこちらを見ていない。どちら側にどけたらいいか迷っているうちに、ギリギリの所を通過していく」(歩行者)
自転車の運転には十分注意を。