【北海道内初20℃超】別海町で21.1℃…約8割の地点で2025年一番の暖かさ 松前町では道内で最も早く咲く“フユザクラ”が次々と花開く
4月10日の北海道は、2025年一番の暖かさとなり、北海道東部の別海町で、この春、北海道内で初めて気温が20℃を超えました。この暖かさで、早咲きの桜が次々と花を開いています。
春の陽気に誘われて姿を見せたエゾリス。エサを探しているのか、活発に動きまわっています。
4月10日は北海道東部を中心に気温が上がり、最高気温は別海町で21.1℃と、北海道内で2025年初めて20℃を超えたほか、中標津空港や女満別空港も20℃近くまで上がり、北海道の約8割の地点で2025年一番の暖かさになりました。
帯広市は、強い南風が吹いたものの、最高気温は18.3℃と5月中旬並みに。
「風が強いです。(Q:暖かさは感じますか?)まぁ、まぁまぁです。上着はいらないかな。軽装で出かけられます」(市民)
この暖かさの中、次々と花が開いているのが北海道南部・松前町のフユザクラ。
北海道で最も早く咲く桜で、約1カ月前に5輪ほどの花が開きましたが、その後は寒さが戻るたびに散ってしまい、例年と同じペースでゆっくりと咲き進んでいる状況です。
「桜を見たら春が来たって感じがしますね。ここが満開になったら、この通りはきれいですね。(こども:きれい!)ね~っ。きれいだね」(町民)
北海道内は、13日の日曜日にかけて気温が15℃を超える所が多く、ここ数日で春の進みが加速しそうです。