【必要な“免許なし”で教師が授業】北海道立高校3校で発覚―釧路の高校の講師は「学校側が授業が可能な申請を教育委員会にしてくれると」授業を受けた生徒は計118人…適正と認められれば単位は有効
北海道立高校3校で、指導に必要な教員免許がないまま授業が行われていたことが分かりました。
3月27日、釧路市の釧路明輝高校で、1年の「情報I」の授業を担当していた非常勤講師が、指導に必要な「情報」の免許を持っていないことが分かりました。
講師は「学校側が授業が可能な申請を北海道教育委員会にしてくれると思っていた」と話しており、学校が免許の確認をしていませんでした。
授業を受けた生徒は合わせて118人に上りますが、北海道教育委員会が授業内容を確認し、適正と認められれば単位は有効です。
このほか、礼文高校と羅臼高校でも同様のケースが発覚しました。
北海道教育委員会は再発防止に努めるとしています。