女子中学生へのボディタッチ繰り返した49歳男性教師が『懲戒免職処分』に…約2年間で15人が被害―ケガした生徒などの足を"大丈夫か"などと触る…恐怖感や嫌悪感を与える"悪質なセクハラ行為"と認定 道教委
中学校の校舎内で、多数の女子生徒の体を触るなどの行為を繰り返したとして、北海道東部の中学校に勤務する49歳の男性教師が3月27日付で懲戒免職処分を受けました。被害を受けた生徒は15人に及ぶということです。
北海道教育委員会によりますと、男性教師(49)は2022年4月から2024年7月にかけて、複数の女子生徒に対し、足や腕を触るなどの不必要な身体的接触を行い、恐怖感や嫌悪感を与えました。
被害を受けた生徒は15人に及び、なかには複数回、体を触られた生徒もいました。
男性教師は足をケガした女子生徒に「大丈夫か」などと声をかけて体を触るなどしていたということで、普段から女子生徒の体を触る行為が多く、校長から口頭で注意を受けたこともあったということです。
触られた生徒のうち1人が学校側に訴え、セクハラ行為が発覚しました。
男性教師は性的な部位を触る行為はしていませんが、道教委は被害を受けた生徒の数が多いことや期間が長期にわたることから「悪質なセクハラ行為」と認定。3月27日付で懲戒免職処分としました。
道教委の調査に対し男性教師は触ったことは認めたうえで性的な意図はなかったと釈明。処分については「多大な迷惑をおかけし深く反省している。心からお詫び申し上げる」などと述べたということです。