「春分の日」札幌市の最高気温は5.7℃ 去年より積雪が18cm少なく“墓参り日和”…函館市では遊園地が今シーズンの営業開始 待ちかねた子どもたちが大喜び…北国の春はすぐそこまで
3月20日は「春分の日」。
肌寒さが残る中で、札幌市内の霊園には朝から市民が墓参りに訪れました。
また、函館市の遊園地では今シーズンの営業がスタートしました。
彼岸の中日を迎えた、札幌市豊平区の平岸霊園。
スコップで雪かきをして墓参りをする人の姿が見られました。
20日午前11時の札幌市の積雪は53センチ。
去年と比べ、18センチ少なくなっています。
去年は墓の半分ほどが雪に埋まっていましたが、今年は土台の一部が見えるほどです。
「毎年、来ている。今年は雪が多くもなく、少なくもなくという感じ」(墓参に訪れた人)
20日の札幌市の最高気温は平年並みの5.7℃。
比較的穏やかな“墓参り日和”となりました。
函館市では開園から69年目を迎えた遊園地「こどものくに」が、今シーズンの営業を開始しました。
20日の朝には3センチの雪が降り、スタッフは雪かきからのスタートとなりました。
「朝起きた時から『雪が積もっている』と思ったが、無事オープンにこぎつけてよかった」(函館公園こどものくに 加藤 大地 ゼネラルマネジャー)
園内にはメリーゴーラウンドや日本最古の観覧車などレトロな遊具が16種類あり、肌寒さが残る中、大勢の家族連れが訪れました。
「ずっと、楽しみにしていた。子どもはすごく喜んで、きのうから『やった』と言って楽しみにしていた」
「楽しかった!」(いずれも来園者)
北海道は来週にかけて、4月並みの暖かさとなる日が多くなります。
北国の春は、すぐそこまで来ています。