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6年前の事故―“逆転無罪”判決 女性を車ではねて死亡させた罪に問われた男性 札幌高裁が控訴審判決で「被害者の視認可能性には合理的な疑いが残る」 1審では有罪判決 北海道苫小牧市

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 北海道苫小牧市で2019年、女性を車ではねて死亡させ過失運転致死の罪に問われた男性の裁判で、札幌高裁は無罪判決を言い渡しました。


1審判決を破棄し男性に無罪判決

2019年事件のあった現場

2019年事件のあった現場

 2019年、苫小牧市で乗用車を運転していた60代の男性は、道路を横断していた当時75歳の女性をはねて死亡させ、過失運転致死の罪に問われていました。


 男性は1審の札幌地裁で「横断は予見でき、被告人は前をよく見て運転する義務を怠った。」として、禁錮10か月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡され控訴。

 3月18日の控訴審判決で、札幌高裁は「被害者を視認可能であったとするには合理的な疑いが残る」として1審判決を破棄して、男性に無罪判決を言い渡しました。


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