【北海道の天気 14日(金)】最後の冬の正念場か…週明け17日(月)は大雪・猛吹雪のおそれ!交通・物流の乱れや着雪停電に注意
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆予想降雪量(14日夜~15日朝)
上川中部、石狩中部・後志北部・羊蹄山麓で15センチです。
水分を含んだ湿り雪ですので、降るほどは積雪が増えませんが、
それでも、あす朝は山沿いでは、重たい雪かきが必要となりそうです。
札幌市内は、中央区5センチ、西区・手稲区・南区の山沿いで15センチです。
◆3日間のポイント
・15日(土)
日本海側やオホーツク海側は雲が多く、
石狩・後志地方は、朝と夜を中心に、活発な雪雲がかかるでしょう。
降雪量は最大30センチです。
札幌は、夜は積雪が増える可能性があります。
・16日(日)
日中は全道的に穏やかで、寒さが緩むでしょう。
夜遅くは道南や十勝地方で、強い雪となり、
風も強まり、荒れた天気となるでしょう。
・17日(月)
低気圧が発達しながら通過するため、
全道的に湿り雪が降りそうです。
特に、太平洋側やオホーツク海側で雪の量が多く、
十勝地方は最大50センチです。
風も強く猛吹雪のおそれがあり、
交通の乱れや停電などにもご注意下さい。
◆全道の週間予報 15日(土)~21日(金)
18日(火)も道央やオホーツク海側で雪が残るでしょう。
19日(水)は、冬型が緩みますが、朝は放射冷却で冷えそうです。
最低気温は、札幌-7℃、内陸部はー20℃近くまで下がる所があるでしょう。
20日(木)春分の日から季節が大きく動きだし、
21日(金)は、4月を先取りする陽気となりそうです。