【非常食 準備できてますか?】東日本大震災から14年―防災意識高まるも41%の家庭で「防災食備蓄なし」…栄養の偏り意識した防災食を紹介
東日本大震災から14年。
震災をきっかけに、私たちの防災意識は高まりましたが、いざというときの食料の備えは準備できていますか?
今回は普段の生活からすぐに行える防災食の備蓄について、お伝えします。
まず、こちらのアンケート結果をご覧ください。(※ミドリ安全調べ)
家庭での防災食の備蓄に関するアンケート結果ですが、『防災食を備えている』と答えた人が59%。
『備えていない、またはわからない』と答えた人は、41.1%。
まだ多くの人が防災食への備えが不十分との結果が…。
なかなか備えが進まない要因は何なのでしょうか?
理由をたずねると…
「何を備えていいかわからない」
「備えたいけど忘れてしまう」
そして最も多い理由は何だと思いますか?
最も多かった理由は『お金がかかるから』でした。
多くの人が防災食というと乾パンや非常時用のレトルトなど特別なものを買うイメージがあるようです。
そこで、普段の食品を使って備えるのが『ローリングストック方式』です。
普段から食品を少し多めに買い置きして、賞味期限の古いものから食べて新しいものを補充していく方法。
賞味期限を表にして古いものを手前に保管することで、特別な防災食を用意しなくても、常に食品が備蓄されている状態をキープできます。
備蓄する際に気を付けたいのが「栄養の偏り」。
お米やカップ麺などの炭水化物に偏りがちで、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足すると、便秘や口内炎など体調不良の原因になってしまいます。
備蓄する際物、栄養バランスを考えた備蓄が必要です。
主菜、副菜、果物など、バランスよく備えましょう。
リュックにカセットコンロなどを準備しておけば、お湯を沸かせるのでスープなどで暖をとることも可能です。
一気に買うのではなく、スーパーで安くなっているタイミングで、少しずつ、買い足しておくと、節約もできそうです。
日常の中で無理なく続けられる防災備蓄、ぜひ実践してみてください!