【洗濯のプロが教える!泥はねの落とし方】4月並み暖かさで雪解け進む…一方で水たまり出現“泥はね”の心配も…汚れた衣類の洗い方を洗濯のプロが伝授
「暖かな日差しに包まれたきょうの札幌。皆さん薄手のジャンパーを羽織るなど春らしい装いになっています」(熊坂友紀子 記者)
高気圧に覆われ、穏やかに晴れた3月11日の北海道内。
最高気温はオホーツク海側の佐呂間町や遠軽町で11℃を超えた他、札幌市や函館市も10℃を超え、4月並みの暖かさに。
「春来たなって感じ。上着、きょうから替えました。厚いのから薄いのに」(札幌市民)
「大阪と今、あまり変わらないぐらい暖かい。驚きです、めちゃくちゃビックリしています暖かくて」(大阪からの観光客)
この陽気に誘われて膨らみ始めたつぼみも。
本格的な春はもうすぐそこです。
ただ、春の訪れがうれしい一方、困ったことも。
「札幌市中央区の住宅街です。路面は靴が染みてしまいそうなくらいシャバシャバで大きな水たまりもできていて、ひじょうに歩きづらいです」(熊坂友紀子 記者)
春の始めの風物詩、ぐちゃぐちゃになった道路です。
車の運転も歩行もひと苦労です。
「車がわだちにはまったりとかザクザクして進みずらい。カーブも曲がりづらかったりしますね」(札幌市民)
「解けてるところに行くと靴が心配なところありますね」(札幌市民)
泥はねで汚れた衣類や靴。この時期ならではの悩みですよね。
この泥はねの汚れは、どのように洗えばいいのでしょうか?
コインランドリーでありながら洗濯代行サービスも行う洗濯のプロに聞きました。
「泥っていうのは汚れでいうと不溶性の汚れといって水にも油にも溶けない汚れなんですよね。石を細かくしたのが泥なので、繊維の縦横のところにちっちゃい石が引っかかってる状態なんですよね」(ジャバリン 竹内康社長)
「なぜ手についた泥汚れをせっけん使うかというと泥汚れは指紋の間に引っかかってるんですよ。ひっかかってる石をとるのに、せっけんが一番滑りやすいので」(竹内社長)
これを繊維に置き換えても同じで、せっけんを使い繊維にはさまった泥を滑りやすくして、とっていきます。
汚れた場所だけをピンポイントにもみます。
「こうやるとせっけん成分が中に入っていくので泡立っていたやつが中に入っていったじゃないですか」(竹内社長)
「これでとれたと思います」(竹内社長)
12日も北海道全域でプラス気温が続き、札幌市は今年一番暖かい12℃の予想です。泥はねには注意が必要です。