【地球温暖化対策の切り札!?】“二酸化炭素を地中に貯蔵”する『CCS施設』を間近に_約30人が最新技術を見学「全国初」特定区域に指定の北海道苫小牧沖
大気中の二酸化炭素を回収し、地中に埋める実験施設がある北海道苫小牧市で3月8日、見学会が開かれました。
見学会は、苫小牧市の日本CCS調査の実験施設で開かれ、約30人が参加しました。
施設では、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を回収し、地下1000メートル以上の地層に注入して貯蔵する実証実験に取り組んでいます。
参加者は、回収する施設や地下に注入する設備を間近に見て、二酸化炭素削減の切り札とされる最新技術を学んでいました。
苫小牧沖では、2016年から3年かけて約30万トンを海底に送り込んだ実績があり、経産省は実用化に向けた「特定区域」に全国で初めて指定しています。