【バックカントリー】またもインバウンド客…スロベニア国籍23歳男性から「救助要請」ニセコアンヌプリ3人で滑走中_今冬の遭難者の約8割が外国人〈北海道〉
北海道倶知安町のニセコアンヌプリで3月8日、スロベニア国籍の男性(23)が管理されていないいわゆる"バックカントリー"でスキー中にケガをし、その後救助されました。
8日午後1時50分ごろ、倶知安町ニセコアンヌプリ(1308メートル)で、「ケガをして動けません」と一緒に滑っていた仲間から消防に通報がありました。
警察によりますと、男性はインバウンド客の2人とともに、バックカントリースキーをするため、午前9時30分ごろ、ニセコアンヌプリに入山。
3人で滑りながら下山していたところ、男性が転倒。
その後8人の消防隊が現場へ駆け付け、午後3時ごろ、救助しました。
男性は膝を負傷し病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
北海道警によりますと、今冬の北海道の遭難者は2月上旬までに50人以上で、その8割近くを外国人が占めていて、警察は安易に危険な場所に行かないよう呼び掛けています。