【北海道の10日間予報】春の足音が大きく…日本海側でも晴天率が上がり道南・道東は最高気温10℃以上も【菅井さんの天気予報 7日(金)】
菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆24時間積算降雪量 (きょう7日午後5時現在)
稚内空港・札幌市南区・喜茂別町で20センチ以上、
小樽8センチ、札幌市中央区で5センチの雪が降りました。
春の淡雪で、降るほどは積もっていませんが、
それでも、雪かきが必要な所がありました。
◆きょ7日(金)の気温
内陸部やオホーツク海側は一日中マイナスで真冬日で、
平年より2℃前後低くなりました。
最も寒かったのは、遠軽町白滝で最高気温でもー3.9℃でした。
札幌は2℃で、前日と同じぐらいで平年並みでした。
◆予想降雪量(きょう7日夜~あす8日朝)
留萌・石狩・後志地方を中心に、雪雲がかかりそうです。
特に、後志地方は、最大20センチで、
あす朝は除雪が必要となりそうです。
札幌市内は中央区5センチ、市内最大10センチです。
網走東部・西部も、最大10センチでしょう。
◆週末の天気
・8日(土)
日本海側は雪の降る所がありますが、
にわか雪程度で、降雪量は5センチ以下です。
朝は冷え込みが厳しく、内陸部はー10℃以下で、
日中の気温は前日と同じぐらいです。
・9日(日)
道北は活発な雪雲がかかり降雪量は最大30センチです。
雪質は、水分を含んだ湿り雪で、着雪停電にご注意下さい。
道南沿岸部では雨が降るでしょう。
全道的に寒さが緩み、最高気温は札幌でプラス5℃です。
◆札幌の10日間予報 8日(土)~17日(月)
来週は春の高気圧に覆われ、
青空が広がり、最高気温は9℃前後です。
4月を先取りする陽気で、雪解けが急ピッチで進むでしょう。
雪割り作業をしておくと良いかもしれません。
14日(金)は、市内の中学校で卒業式となりますが、
冬からの卒業にはならず、なごり雪が降り、最高気温でも3℃です。
全道的にも、寒の戻りは身体に答えますので気を付けて下さい。
◆1か月予報
気象庁から北海道地方の1か月予報が発表されました。
4月7日ごろにかけては、全道的に気温は平年より高く経過しそうです。
雪解けも早く、農作業も早く始められるかもしれません。
すでに函館や札幌ではハンノキやスギ花粉が飛び始めていますが、
花粉症の方も早めの対策をしましょう。
衣替えやタイヤ交換も、いつもの年より早く時期を迎えるかもしれません。
生活準備の参考になさってください。
◆全道の10日間予報 8日(土)~17日(月)
週明けは、日本海側でも晴れ間が出て、気温が上がるでしょう。
来週は、道南や道東は最高気温が10℃以上の日もありそうです。
全道的に、周期的に雨が降るようになり。
雪解けが進みますので、なだれや落雪にご注意下さい。