リユースショップ大手「セカンドストリート」の新業態「セカストインテリア」が札幌に1号店オープン…家具と家電に特化した“専門店”広い面積に豊富な品ぞろえ…出店の意外なワケとは
まもなく新年度を迎えます。
値上げが続く中、新生活の準備は大変です。
そんな時、重宝するのが“リユースショップ”。
大手の「セカンドストリート」が、北海道札幌市に新業態の店をオープンします。
3月7日、札幌市西区にオープンする「セカストインテリア札幌八軒店」。
「セカンドストリート」は洋服・バッグ・靴などを中心に、家具・家電・生活雑貨の買い取りと販売を行う総合リユースショップです。
新店舗の特徴は。
「『セカンドストリート』で初めての家具・家電専門店です」(セカストインテリア コンセプト担当 松林 尊寛さん)
家具や家電の売れ行きが好調なことから、それに特化した専門店を立ち上げました。
「セカストインテリア札幌八軒店」は、その第1号店なんです。
「従来の『セカンドストリート』では家具や家電に十分な売り場スペースを設けることができず、客のニーズに応えることができないのが課題となっていました。北海道内最大級の売り場スペースを設けることで、幅広い選択肢を提供したい」(松林さん)
184坪の広い店内には、全国最大級となる約3000点の商品が並びます。
店内に入ると、まず目につくのがソファ売り場です。
これまでの店舗では面積を十分に取れませんでしたが、こちらではゆったりと約30点が並びます。
「この陳列の仕方だと、前からも後ろからも全ての角度からしっかり商品を選べます」(松林さん)
テレビ・洗濯機・冷蔵庫に加え、調理家電・インテリア雑貨・食器などもそろいます。
その他にもスマートフォンやカメラなど、品ぞろえが豊富です。
広い店舗の一角には、こんなスペースも。
「こちらは『VPルーム』で、ホームコーディネートをしている売り場です」(松林さん)
部屋の仕上がりをイメージできるスペースです。
気になった商品を配置し、購入前に検討することができます。
ここで、ひとつ疑問が。
全国初となる新業態の『セカストインテリア』、なぜ札幌市に1号店をオープンするのでしょうか。
「札幌エリアは全国の『セカンドストリート』の中で、出張買い取りの受け付けが最も多い地域です」(松林さん)
買い取りが多く商品が豊富に入荷することから、客の細かいニーズに応えられるのです。
グランドオープンを記念して、3月7日から買い取り金額を20パーセントアップするなどのイベントが行われます。