【大雪50センチ】あす朝にかけて太平洋側でドカ雪!札幌市も雪かきが必要に…春はいつ?来週にかけての見通し【北海道の天気予報 5日(水)】
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆予想降雪量
昨夜、東京で雪を降らせ、岩手県大船渡に雨を降らせた低気圧が北上し、
今夜からあすにかけて、北海道に活発な雪雲がかかりそうです。
あす朝にかけての降雪量は、
胆振中部、日高東部、十勝南部は最大50センチ、
そのほかの道南や太平洋側は広く30センチ前後です。
札幌市内も、南区、厚別区、清田区など20センチの見込みで、
あす朝は交通障害にも注意をして下さい。
◆札幌の雪かきは…
平年だと札幌中央区はひと冬に15回ほど10センチ以上の降雪があり、
今年は、すでに13回観測しています。
残り2回、雪かきをすると春が来ると思いますが、
そのうちの1回は、あす6日(木)かもしれません。
冬の終わりは見えてきましたね。体調も整えて春を迎えましょう。
◆あす6日(木)の天気・気温
午前中にかけてが、太平洋側は大雪のピークです。
十勝南部は山沿いを中心に、降雪量が50センチに達するおそれがあります。
午後は、雪は弱まり、寒さが少し緩みますので、
落雪やなだれにご注意下さい。
◆札幌の10日間予報 6日(木)~15日(土)
今週後半にかけて、冬の最後の粘りかもしれません。寒さと雪が続きそうです。
9日(日)以降は、寒気が抜けて、春が動き出すでしょう。
来週前半は、晴れてプラス9℃前後まで気温が上がりそうです。
雪解けが急速に進みますので、路面状況に気を付けて下さい。
◆全道の週間予報 6日(木)~12日(水)
オホーツク海側も、7日(金)は、雪の量が多くなりそうです。
来週前半は、全道的に気温が上がり、寒さがゆるでしょう。
道北でも晴れるが続くほか、
道南や道東はプラス10℃以上で、慌てるように季節が進んでいきそうです。