「サポートするので経営しませんか」ネットショッピングサイトの運営者を名乗るメッセージの“SNS型投資詐欺”ニセアプリをインストールした60代男性が310万円だましとられる
北海道の空知地方に住む60代男性が、ネットショッピングサイトの運営者を名乗る女から310万円をだましとられました。
警察によりますと、2月14日、男性のフェイスブックのアカウントにネットショッピングサイトの運営者を名乗る女から「初めまして。仲良くしてください」とメッセージが届き、ラインでのやりとりに誘導されました。
その翌日からラインでのやりとりが始まり、女から「ネットショップの経営をサポートするので一緒にやりませんか。損失はありません」などと話を持ちかけられました。
「ネットショップの運営経費や商品の仕入れのためにお金がかかる」と入金を指示され、2月25日にATMで指定された口座に50万円を振り込みました。
その後も「イベントをやる」などと計4回の入金の指示があり、260万円を入金。
指示を受けて男性がインストールしたニセのアプリ上では、売り上げがでているように表示されていましたが、売り上げを引き出そうとしたところ、150万円の手数料が必要だと言われ、詐欺ではないかと気づいたということです。
警察は「SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑ってください」と注意を呼び掛けています。相談専用電話は「#9110」。