“ボールパーク誘致”に尽力…上野正三市長が6選目指し立候補表明_「もう少しやってほしい」『対抗馬』の動向に注目【6月22日告示へ】〈北海道北広島市〉
プロ野球北海道日本ハムファイターズのボールパーク誘致などに尽力してきた北広島市の上野正三市長が2月26日、6月の市長選で6選を目指し立候補することを表明しました。
「ボールパークからもたらされる価値と機会が芽となって現れてきていることを感じています。市民の皆さんが安全で安心するまちづくりを目指し、再度次期市長選に立候補するとしたところであります」(上野市長)
2月26日の市議会で6選を目指すことを表明した上野正三市長。
2005年に北広島市長に初当選した上野市長は現在76歳で、これまで5期20年、北広島市政をけん引してきました。
2010年には大曲地区に東北以北最大級の屋内型アウトレットモール「三井アウトレットパーク札幌北広島」が開業。
初日は3000人の行列ができ、市内に賑わいや雇用の場ができました。
また、2016年には…
「北広島市として正式に誘致を進めるため、球団に対し誘致活動を行っていく旨の申し入れを行うこととしました」(上野市長)
北海道日本ハムファイターズが本拠地移転を目指したボールパーク構想では、自治体の中でいちはやく手を挙げた北広島市。
上野市長自ら球団事務所を訪れ、「きたひろしま総合運動公園」計画地にボールパーク誘致を表明しました。
この熱意に応える形で、ファイターズは2018年に北広島市でのボールパーク建設を決定。
官民連携で総工費約600億円をかけた「HOKKAIDOボールパークFビレッジ」が建設されました。
2024年の来場者は419万人。
ボールパークを核とした街づくりで知名度アップに尽力してきました。
「いいと思います。北広島市もいろいろ発展しているので、どんどん進めていっていただけるとうれしい」
「もう少しやってほしいと思います。エスコンフィールドが盛り上がっていて、まだ全部が完成しているわけじゃないので」(いずれも市民)
3月はJR北広島駅西口の再開発として商業施設「トナリエ北広島」が開業。