【ファイターズ】オープン戦初戦!昨シーズン10勝加藤貴之2イニング無失点「いい緊張感で投げることができた」中日から加入の福谷も調整順調!
2月22日(土)、春季キャンプ(沖縄県・浦添)でヤクルトとのオープン戦に臨んだ北海道日本ハムファイターズ。昨シーズン10勝をマークした加藤貴之投手(32)が今シーズン初実戦のマウンドへ。
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先頭の長岡秀樹選手(23)を見逃し三振に仕留めると、後続もテンポよく打ち取り、上々の立ち上がり。
2回は、4番・村上宗隆選手(25)にフォアボールを与えますが、続くサンタナ選手(32)をダブルプレーに打ち取ります。その後は6番・西川遥輝選手(32)にスリーベースヒットを許しますが、得点は与えません。
予定の2イニングをこなした加藤投手は「いい緊張感で投げることができました。初実戦にしては自分なりの投球ができた」と振り返り、村上選手にフォアボールを出した場面については「きれいにまとめようとしてしまったことは反省。もっとストライク先行で頑張ります」と次回登板への意欲を示しました。
2番手で登板したのは中日から国内FAで加入した福谷浩司投手(34)。15日のキャンプ紅白戦(Enagicスタジアム名護)で福谷投手の生の投球を初めて見た新庄剛志監督(53)は「安定感ありますよね。ゴロとかポップフライを打たせるピッチャーだと思う」と評価していました。
今シーズン初の対外試合となったこの日は、3回先頭バッターへのフォアボールをきっかけに1アウト一、三塁のピンチを招きます。しかしオスナ選手(32)を148キロのストレートでダブルプレーに打ち取ります。ストレートの球筋について「去年投げられなかった球筋が投げられている。いい打者にまっすぐで押せている」と振り返った福谷投手。
4回にも村上宗隆選手(25)を145キロのストレートで見逃し三振とするなど予定の2イニングを2安打1四球で無失点。「まだまだ発展途上だと思う。今もいいボールがだいぶ増えてきていますけど、“あいつ去年から変わってきたな”と言ってもらえるようにしっかりトレーニングしていきたい」と気を引き締めていました。