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【大雪注意】午後は道央で雪強まる…交通障害のおそれ!北海道で春と冬の便り…オホーツクでは流氷接岸【北海道の天気 10日(月)】

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(吉井庸二気象予報士が解説) 午前11時50分現在


◆雪雲の予想 (きょう10日正午~あす11日午前0時)
 北海道は、きょう冬型の気圧配置が続いていて、日本海側で雪が降っています。
 北空知や南空知では、1時間に5センチ前後の強い雪が降っています。

 午後は、活発な雪雲が石狩・後志地方にも流れ込みます。
 大雪による交通障害に注意が必要です。
 大雪のピークは夜からあす明け方となりそうです。

◆きょう2月10日(月)午後の天気
 日本海側では、雪が降ったりやんだりとなるでしょう。
 札幌では、夕方以降、雪が降りやすくなりそうです。
 また、桧山地方と宗谷地方では風が強く、吹雪にご注意ください。

◆予想降雪量(~あす11日午前6時 多い所)
 道央は多い所で30センチです。
 札幌は中央区で10~20センチ、北区や東区を中心に20~30センチの予想です。

◆きょう10日(月)の予想最高気温
 この時期らしい寒さとなるところが多くなりそうです。
 札幌や太平洋側はプラス1℃、道北とオホーツク海側では氷点下2℃前後で真冬日となる見込みです。

◆春と冬の便り
 道南の江差町では春の訪れを告げる「群来」が見られました。
 ニシンの産卵活動で海が乳白色に変わる現象です。
 一方、道北の枝幸町では冬の使者「流氷」の接岸が確認されました。
 今週は天気の世界でも春と冬が見られそうです。

◆週間予報 11日(火)~17日(月)
・日本海側とオホーツク海側
 あす11日(火)朝は札幌を含め日本海側で雪かきが必要となりそうです。
 札幌では、日中も一時的に雪が強まる時間があるでしょう。
 12日(水)は3月並みの気温となり、湿った雪や雨が降りそうです。

・太平洋側
 12日(水)日中は、3月並み気温となり、道南や胆振、日高地方で雨が降るでしょう。
 夜には湿った雪に変わり、13日(木)朝は広い範囲で雪が積もりそうです。
 週末は道東を中心に晴れそうです。