【ファイターズ】21年ドラ1・達孝太が紅白戦で先発登板。初マウンドで2奪三振を含む無失点投球 先頭打者フォアボールを悔やみ点数は60点
2月9日(日)春季キャンプ(沖縄県・エナジックスタジアム名護)第2クール最終日を迎えた北海道日本ハムファイターズ。
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雨が降り気温13度とあいにくの天気の中行われた2回目の紅白戦でしたが、県内外から2000人ものファンが球場へ応援にかけつけました。
白組の先発は21年のドラフト1位で入団したプロ4年目の達孝太投手(20・天理高)。先頭打者の五十幡をフルカウントからフォアボールで出塁させると、その後の暴投で五十幡を進塁させ、いきなり無死三塁のピンチを迎えます。「イソさんがファーストにいるよりもサードにいたほうが気持ちは全然楽なので」と一気にギアを上げた達投手。続く矢澤宏太選手(24)を空振り三振に斬って取ると、3番清宮幸太郎選手(25)は3球三振と2者連続でバットに空を切らせました。
二死三塁の場面、達投手は4番野村佑希選手(24)にこの日最速となる149キロの真っすぐを投げ込むなど、気迫の投球を披露し、最後はレフトフライに打ち取りました。
「国頭よりたくさんのファンがいて、見られている環境にありますけど周りに流されずに僕のやるべきことをやっていけたらいいと思っていますので、継続していければいいと思います。」と試合後のインタビューでクールに語った達投手。無失点の投球も、「今日のピッチングじゃ、監督にいいアピールができていない」と先発陣の一角を勝ち取るため、自身への厳しい言葉を残しました。