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雪の重みで木が…「危ない!間一髪じゃん」あわや…通り過ぎてすぐに“木が折れ大量の落雪”歴史ある『赤松街道』で―記録的大雪の帯広市 4日ぶりに学校再開も通常の生活にはまだほど遠い…北海道

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 「雪の重みで折れた木が電線に引っかかっています」(佐藤健カメラマン)


 車道に散乱する枝…。こちらは幹の途中から完全に折れてしまい、車道をふさいでいます。

雪の重さで松の木が折れる

雪の重さで松の木が折れる

 北海道南部七飯町の通称「赤松街道」では、2月7日朝、雪の重みで松の木が折れる被害が相次いで発生しました。カメラマンが取材していた時も…。

カメラマンが大量の落雪に遭遇

カメラマンが大量の落雪に遭遇

 「危ない!間一髪じゃん」(佐藤健カメラマン)


 通り過ぎた途端、大量の雪が落ちてきました。音をよく聞いてみると…

 「バリバリ」と…木が折れる音がした後に、大量の雪が落ちてきているのが分かります。

 折れた木の合間をぬって歩道を歩く学生の姿も。七飯町では、2月3日から雪が降り続き、ここ5日間で80センチを超える雪が降っています。

 「雨とか風とかではありましたけど、雪で折れるのは初めて見ました」(七飯町民)

教職員が子どもたちの投稿を見守る

教職員が子どもたちの投稿を見守る

 一方、2月4日の記録的な大雪で、市民生活がマヒしていた北海道帯広市。


 「4日ぶりに授業が再開された帯広の小学校ですが、まだ歩道に雪が残っていて、教職員らが総出で登校を見守っています」(小出昌範ディレクター)

 「おはようございます」

 「ここ車道だけど、大丈夫。車こないから」(帯広市立広陽小学校 千頭洋校長)

 4日ぶりに市内の小中学校が再開しました。

 「こども達は元気に来れてるのでいいんですけど、危険を回避していかないといけないかなと」(帯広市立広陽小学校 千頭洋校長)

滑らないように砂をまく

滑らないように砂をまく

 通学路では、子ども達が歩道を通れない場所もあり、教職員らが、車道に誘導したり、車がスリップしないよう滑り止めの砂をまいていました。通学路の道が心配で、一緒に登校した保護者も…。


 「雪かきされてなくて、来るのが大変でしたね、あちこち、通学路が開いていない所があったので」(保護者)

 雪による道路の渋滞で、給食が配送できず、市内の38校が、午前で授業を切り上げました。

路線バスも運行再開

路線バスも運行再開

 また、帯広市内の路線バスも徐々に運転を再開。十勝バスは、主に国道を通る4つの路線で運行を再開しました。


 ただ、残りの25の路線は、除排雪が進まない事から、2月11日まで運休が決まっています。

ごみ収集も再開

ごみ収集も再開

 大雪以降、ゴミを収集するのに非常に時間がかかり、7日も途中で、スタックした車を救助する場面も…。


 普段午後3時に終わる作業が午後7時過ぎまでかかると言います。

 記録的な大雪の余波は、まだ続いていて、通常の市民生活が戻るのには時間がかかりそうです。