「性風俗店に出稼ぎに行って高額報酬で払え!」ススキノのホストクラブで"ツケ"払えなくなった20代女性客を『福岡県のデリヘル』にあっせん…仲介グループら男女7人逮捕・トクリュウか_北海道札幌市
札幌市の繁華街ススキノのホストクラブで「売掛金」いわゆるツケ払いの返済ができなくなった女性客をデリバリーヘルス店で勤務するよう紹介したとして、ホストら男女7人が逮捕されました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌・ススキノのホストクラブ店長の男(24)と、関西を拠点とする女性と風俗店舗との仲介グループの男女6人です。
7人は2023年8月、共謀して北海道内に住む20代の女性を性風俗店で勤務するよう違法にあっせんした疑いがもたれています。
警察によりますと女性は札幌・ススキノのホストクラブを利用し、数万円~約80万円するシャンパンを注文するなどして「売掛金」が発生。
次第に女性は支払うことが出来なくなり店側に伝えると、男に「性風俗店に出稼ぎに行って高額報酬で払え」などと話をされていました。
女性が承諾すると、男はスカウトを介して性風俗店との仲介グループに女性を紹介。
女性は福岡県内にあるデリバリーヘルス店に派遣され勤務していたということです。
仲介グループは女性をあっせんできる性風俗店を約200店舗抱えていて、店舗側からの金銭のバックで年間約1億円売り上げていたとみられています。
2024年2月に女性から「ホストクラブに売掛金約50万円を払い続けても減らず助けてほしい」と北海道警中央署に相談したことで事件が発覚。
警察は7人の認否を明らかにしていません。
仲介グループは各地のスカウトを通じて女性を各店舗へあっせんしていたとみられていて、SNSなどで集まる匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の可能性があるとみて、警察が調べています。