【ドカ雪】十勝地方は一晩で1メートル超の降雪…観測史上1位_交通機関はほぼ全てストップ
4日の北海道は急速に発達する低気圧の影響で十勝地方を中心に記録的な大雪になっています。午前7時までの24時間で降った雪の量は芽室町で107センチ、帯広市で106センチ、本別町と中札内村で81センチなど、十勝地方を中心に1メートル前後を観測しています。
この大雪の影響で、JRは札幌と道東を結ぶ特急おおぞらと特急とかちを始発から13時30分頃まで運転を見合わせるほか、根室線の新得~釧路間の普通列車を始発から15時頃まで運転見合わせとなっています。午前7時までに特急14本を含む62本が運休しています。
道内はこのあとも大雪が続く予想で、あす5日午前6時までに予想される24時間降雪量は、日本海側南部と太平洋側西部、オホーツク海側北部で50センチ、日本海側北部と太平洋側東部、オホーツク海側南部で40センチとなっています。
また、日本海側と太平洋側は、5日にかけて猛吹雪に警戒が必要で、予想される最大瞬間風速は35メートルです。
日本海側南部と太平洋側東部では4日夕方にかけて大雪による交通障害に、日本海側と太平洋側では5日夕方にかけて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要です。