【大雪情報】数年に一度の大雪「北海道十勝地方はひと晩で70センチか」低気圧が石狩湾付近で停滞…その後も日本海側で猛吹雪や大雪続く―車の立ち往生など交通障害に十分警戒
北海道は2月4日から6日にかけて、急速に発達する低気圧の影響で大荒れの天気となる見込みです。
日本海側と太平洋側西部では、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要です。
日本海中部の低気圧が4日にかけて急速に発達しながら北海道に接近し、その後、北海道のすぐ近くで動きが遅くなる見込みです。
これに伴い、北海道では大雪や暴風により、大荒れの天気となるでしょう。
2月4日から5日にかけて、日本海側南部と太平洋側東部では、大雪による交通障害に警戒してください。
■予想される24時間降雪量(多いところ)
・帯広市など太平洋側東部で70センチ
・桧山地方など日本海側南部で60センチ
・日本海側北部や太平洋側西部、オホーツク海側で50センチ
大雪の予想を受けて、JR北海道は、4日の札幌市と帯広市、釧路市を結ぶ特急を始発から午後1時30分ごろまで運転見合わせとし、根室線も午後3時ごろまで運転見合わせを決めています。
また、日本海側と太平洋側西部では、4日明け方から5日にかけて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要です。
■予想される気象状況
最大瞬間風速(2月4日)
・日本海側南部の海上で35メートル
・ 陸上でも23メートル
波の高さ
・日本海側南部と太平洋側西部で 2月4日は6メートル、2月5日は7メートル、2月6日は6メートル
・大しけが続く見込み
この影響で、交通機関の乱れや停電、なだれの発生にも十分注意してください。
また、湿った重い雪が降るため、電線への着雪にも警戒が必要です。
さらに、流氷の動きが激しくなるおそれもあります。
今後の気象情報に注意してください。