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【コンサドーレ】札幌市出身・高嶺朋樹が新主将に 2181人のサポーターの前で発表

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2000人をこえるサポーターが集ったキックオフイベント

 沖縄県での一次キャンプを打ち上げた北海道コンサドーレ札幌は1月26日、札幌市内でキックオフイベントを開催しました。北海道内で選手たちがサポーターの前に登場するのは今シーズン初めて。リーグ開幕を待ちわびる2181人のファン・サポーターの前で新チームがお披露目されました。

 イベント内で最も会場を沸かせたのが新キャプテンの発表。このオフにベルギー1部リーグのKVコルトレイクから、3シーズンぶりとなるコンサドーレ復帰を果たした高嶺朋樹(27・札幌市出身)がキャプテンに就任しました。小学生からコンサドーレのアカデミーで育ち、ついに自身”人生初”の大役を命じられた道産子が狙うは、1年でのJ1復帰のみ。


 -キャプテン就任。今の気持ちは?
「岩政監督からキャプテンをやって欲しいと伝えられて、責任感がわいてきました。でも、チームをピッチ内外で引っ張っていくのは、キャプテンじゃなくてもやろうと思っていたこと。チームが同じ方向を向いて戦えるように行動していきたい」

 -監督からはどのタイミングで伝えられた?
 「ガンバ大阪との練習試合が終わった後、バスに乗ろうとしているところを呼び止められて、『キャプテンをやってもらいたいと思っているけど、どう?』と言われたので、『勿論やらせていただきます』と」

 -コンサドーレ復帰直後でのキャプテン就任。どういった意図を感じる?
 「沖縄キャンプでのピッチ内外の振る舞いを見られての決定だったと思います。自分自身、チームをJ1に上げるために帰ってきましたし、チームを引っ張りたいと思って帰ってきた。実力も人間性も含めて、信頼されれば(チームメートも)ついて来てくれると思いますし、先輩も自分をサポートしてくれると思います。若手選手の進むべき道を示していきたい」

 -アカデミー時代、自分が将来コンサドーレのキャプテンになると想像していた?
 「いや、していないですね(笑)。キャプテン自体が人生で初めてなので。キャプテンをやるような人物になったんだなという感じです(笑)」

 -前回在籍時のキャプテンは宮澤裕樹。参考にする部分は?
 「裕樹さんは、多くはかたらないですけど、大事な場面でぱっと出てきて、皆がまとまるような一言を言うような方ですし、昨シーズンもそうでしたけど、苦しい時に得点をとる選手。そういうキャプテン像だった。自分もピッチ内で貢献して、チームメートから信頼されるような存在になっていきたいと思います」

 -キャプテン経験者の荒野拓馬や宮澤から声はかけられた?
 「荒野さんからはキャプテン就任の話をされた後にアドバイスというか、(荒野がキャプテンを務めた)去年は難しかったという話をしてくれて。『朋樹も1年目だし、難しいこともあると思うけど、俺はサポートする」というような声はかけてもらいました。宮澤選手からは特になかったです(笑)。任されているんだと思います」

 -今シーズンへの意気込みは?
「J1昇格。ただ、それだけ。苦しい時もあると思いますけど、サポーターの皆さんと一緒に、必ずJ1昇格を掴みとりたい」


 コンサドーレは熊本県での二次キャンプを経て、2月16日に大分とのJ2開幕戦を迎えます。


【北海道コンサドーレ札幌 試合日程】
2月16日(日) 第1節 vs大分(A)
2月23日(日) 第2節 vs熊本(A)
3月2日(日) 第3節 vs山口(A)
3月9日(日) 第4節 vs千葉(H)・・・ホーム開幕戦