北海道で事故相次ぐ…気温上昇でツルツル路面出現“スリップ”が原因かー室蘭市ではショベルカーと乗用車の追突事故で女性死亡 道央道でも合わせて9台からむ事故で約4時間半にわたり通行止め
北海道内では1月20日、気温の上昇により路面が滑りやすくなり、スリップが原因とみられる事故が相次ぎました。
室蘭市ではショベルカーと乗用車の事故に巻き込まれた77歳の女性が死亡しました。
20日午前6時半ごろ、室蘭市本輪西町5丁目の市道でショベルカーが止まっていた無人の乗用車に追突しました。
はずみで乗用車は前に押し出され、車のそばにいた運転手で新聞配達中だった阿部弘子さん(77)がはねられ死亡しました。
警察はショベルカーの沢田良太容疑者(43)を過失運転致死の現行犯で逮捕しました。
現場は坂道でスリップして追突したとみて調べています。
さらに、高速道路でも…
道路を覆うようにして止まるトラックや乗用車。千歳市の道央道千歳恵庭ジャンクションの上り線です。
20日午前5時半ごろ、乗用車がガードレールに衝突し後ろから来たトレーラーが止まったところにトラックが追突するなど、あわせて9台が絡む事故となりました。
周辺では約4時間半にわたり通行止めとなりました。
さらに江別市でも20日午前8時ごろ、軽乗用車が対向車線にはみ出し乗用車と衝突し、20歳の女性が意識不明の重体です。
いずれもツルツル路面でのスリップが原因とみられています。