北海道【菅井さんの天気予報 12/25(水)】年末年始の大雪注意日は?札幌も元日は積雪が増える可能性も…初詣など外出は気を付けて
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分
◆きょう25日(水)の気温
朝は苫小牧市や北見市で、今季一番の冷え込みとなりましたが、
日中は、南西部を中心に、寒さが緩みました。
札幌の最高気温は1.8℃で、前日より2℃以上高くなりました。
奥尻町では5℃まで上がりました。
今夜も南風が続き、気温はほとんど下がらず、プラスで経過する所が多くなりそうです。
◆今夜~あす朝にかけて予想降雪量
今夜遅くから、寒冷前線が通過するため、
天気が崩れますが、雪質は水分を含んだ湿り雪で、
雷や突風を伴い、一時的に降り方が強まりそうです。
降雪量は、日本海側の多い所で10センチです。
積雪が急激に増えることはありませんが、路面凍結には気を付けて下さい。
◆あす26日(木)の天気
午前中は湿り雪や雨の所があるでしょう。
午後は、強い寒気が流れ込むため、気温が急激に下がり、
日本海側は、ふぶきそうです。
西風のため、札幌では積雪が増えることはなさそうですが、
寒さが厳しいでしょう。
◆年末年始の要注意日
・27日(金)~29日(日)
冬型が強まり、日本海側は大雪や吹雪が続きます。
西風のため、岩見沢市や倶知安町など、
今月は豪雪に見舞われたエリアで、積雪が増えそうです。
札幌市内は、ほとんど降らず、にわか雪程度でしょう。
・31日(火)
北海道の南を低気圧が通過するため、
広範囲で湿り雪が降りそうです。
新千歳空港など空の便にも影響が出るかもしれません。
・1月1日(水)~4日(土)
再び、冬型が強まり、日本海側は大雪や吹雪が続くでしょう。
特に、元日は、札幌周辺で、荒れる可能性がありますので、
初詣などのお出かけは、十分に気を付けて下さい。