北海道【菅井さんの天気予報 12/24(火)】穏やかなクリスマス!あすは日本海側も日差しまぶしく寒さが緩む…最新の年末年始の予報も
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分
◆きょう24日(火)夕方までの12時間降雪
朝から石狩市で20センチ、沼田町や秩父別町で18センチの降雪となりました。
札幌も朝は新雪となりましたが、日中は雪の降り方が弱まりました。
◆きょう24日(火)の気温
朝は今季一番の冷え込みの所が多く、
札幌はー8.4℃まで下がったほか、旭川市江丹別の最低気温はー22.9℃でした。
日中も前日同様の寒さが続き、真冬日の所が多くなりました。
◆今夜~あす朝にかけて予想降雪量
上空の寒気が一時的に抜けて、穏やかな夜です。
日本海側の最大で10センチで、
あす朝は、雪かきも比較的楽になりそうです。
札幌市内は、多い所でも5センチ以下です。
◆あす25日(水)の天気・気温
朝は弱い雪の所がありますが、日中は回復して、
日本海側でも、晴れ間が出るでしょう。
日差しがまぶしく、穏やかなクリスマスです。
寒さも緩み、札幌の最高気温はプラス2℃、江差はプラス5℃です。
路面の雪や氷が解けますので、足元には気を付けて下さい。
◆札幌の10日間予報 25日(水)~1月3日(金)
26日(木)もプラス気温が続くため、路面状況の悪化に注意をして下さい。
27日(金)から来週にかけて西風系の冬型が続くため、
札幌は、積雪が増えることはなさそうですが、
31日(火)と1月1日(水)は、低気圧が通過するため、湿り雪が降りそうです。
年越しは最新の情報に気を付けて下さい。
◆全道の週間予報 25日(水)~1月3日(金)
26日(木)の午後から再び強い寒気が流れ込み、
週末にかけて、日本海側では積雪が増えるでしょう。
31日(火)と1月1日(水)は、低気圧次第で、道南や太平洋側は雪の量が多くなりますので、
交通機関の乱れにも注意が必要です。
◆3か月予報
・1月
全道の平均気温は平年より低いめで、日本海側やオホーツク海側は雪の量も多い傾向です。
例年以上に厳しい冬になりそうです。
・2月
全道の平均気温は平年並みで、1月に比べると寒さは緩みますが、
下旬は積雪のピークとなりそうです。
今冬は、すでに平年より積雪が深い所もありますので、雪害に気を付けましょう。
・3月
全道の気温は平年より高く、雪解けは早いでしょう。
春の到来は早いと言えそうです。