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「+1」から始まる国際電話で使用した覚えのない”クラウド”未納料金を請求される 北海道・後志地方の50代女性が現金計80万円だまし取られる 警察は「#9110」に連絡するよう注意を呼び掛け

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詐欺事件を捜査する北海道警余市署

詐欺事件を捜査する北海道警余市署

 50代の女性が現金80万円をだまし取られる架空料金請求詐欺事件があり、警察が注意を呼び掛けています。


 12月19日、後志総合振興局管内に住む50代の女性の携帯電話に「+1」から始まる国際電話があり、「NTTクラウドのアズマ」を名乗る男から「クラウドの使用料金が1年くらい未納になっていますので、30万円払ってください」などと言われました。

 女性は近くの金融機関のATMに行くよう誘導され、男に指示されるまま現金30万円を振り込みました。

 通話は1時間以上に及んだということです。

 その後、男から「未納の原因を特定するため、政府の者から電話させます」と電話があり、翌20日、女性に国際電話があり「政府のテラシマ」を名乗る男から「調べたところ他に2社契約がある。このまま払わないと高額になります。2社合わせて50万円支払ってください」などと言われました。

 女性は男に指示されるまま近くの金融機関のATMに現金50万円を振り込みました。

 女性はすべて身に覚えのない請求だったということです。

 その後も同様の連絡が続いたことから、女性はおかしいと感じ、警察に通報したことで事件が発覚しました。

 警察は身に覚えのない料金請求の電話がきたら警察の相談専用電話「#9110」に連絡するよう注意を呼び掛けています。