「永田町の金銭感覚に染まらない」躍進の立憲、「厳しい審判受けた」苦境の自民…「覚悟決めた」注目の国民…北海道の議員が波乱の国会に挑む
「国民の皆さんから厳しい審判をいただいた。当たり前の感覚で古い政治を打破していく」(自民 向山淳議員)
比例復活で初当選となった自民党の向山淳さん。わずか1年半ほど前に出馬を宣言した無名の新人が躍進したわけは…。
「おはようございます」(自民 向山淳議員)
「よかった、本当によかった」(松前町 若佐智弘町長)
「しっかり働きます」(自民 向山淳議員)
40歳、1児の母である向山さんは、当選の翌日以降も地域をまわり、一次産業やインフラ整備などの課題に真剣に耳を傾けます。
「函館を活性化していかないと。地方を活性化してもらわないと」(支援者)
支援者が期待するのは、向山さんの若さや行動力だけではありません。国や函館の大泉市長との連携です。
「大泉市長も(選挙期間中)ずっと心配していただいていて。あすも要望に市長一行が来る」(自民 向山淳議員)
逆風が吹く中、北海道南部から誕生した自民党新人の向山さん。国とのパイプ役に期待の声も上がっています。
国会で新しい風を吹かせてくれるのでしょうか。
全国で大幅に議席を伸ばした国民民主党。北海道では比例で約19万票を獲得し、臼木秀剛さんが初めて議席を確保しました。
「衆議院の中で法案提出が単独でできるようになったのは非常に大きい。こうやって議席をいただいた以上は、覚悟を決めてしっかりやっていく気持ち」(国民 臼木秀剛議員)