「永田町の金銭感覚に染まらない」躍進の立憲、「厳しい審判受けた」苦境の自民…「覚悟決めた」注目の国民…北海道の議員が波乱の国会に挑む
ガランとした部屋に置かれたスーツケース。11月11日からこの部屋で仕事をするのは立憲民主党の池田真紀さんです。北海道から持ってきたのは…。
「北海道のコンブです」(立憲 池田真紀議員)
10月の衆議院議員選挙で自民党の和田義明さんとの4度目の戦いを初めて制しました。
福祉や介護の現場で感じた課題をもとに、子どもの貧困対策などに取り組む考えです。いま、政治に対する厳しい視線を感じています。
「いかに国会の議論が庶民の暮らし、金銭感覚とかけ離れているか。国会・永田町の文化や金銭感覚に染まらない」(立憲 池田真紀議員)
北海道の立憲民主党の議員は選挙前の8人から12人に躍進。仲間とともに、ラピダスなどのプロジェクトも推進する考えです。
「ラピダスという経済の部分。北海道の玄関口の新千歳空港もありますから、これからの国会で力をしっかり発揮して政策を前に進めていきたいと思っています」(立憲 池田真紀議員)
11月11日、ひときわ笑顔を輝かせていたのは立憲民主党の荒井優さんです。
「1番大きいの(政策)は、食料品の消費税ゼロです。社会保障が賃上げに向くような政策に取り組んでいきたい」(立憲 荒井優議員)
3年前の衆院選では自民党の前職、高木宏寿さんに敗れ比例復活しましたが、今回リベンジを果たしたのにはワケがあります。
「おはようございます。この朝会では校長先生を務めさせていただいてます」(立憲 荒井優議員)
荒井さんが議員になる前から参加する「本気のリーダーの朝会」。3年間休まず、北海道の会社経営者らと意見交換を続けてきました。
「国にこういうことがあるんだよっていうのを優さんから伝えていただけるのが大きい」(本気のリーダーの朝会代表理事 岡田吉伸さん)
「若い経営者の人たちはあまり党派とか意識せずに、頑張ってるから応援するよって応援してくれる方もたくさんいた」(立憲 荒井優議員)
サラリーマンや高校の校長などの経歴をもつ荒井さん。国と北海道の経済をつなげる役割に熱意を注ぎます。