「約200m先の畑にクマがいるのを見た」 親子とみられるクマ3頭を目撃…2021年に4人が襲われ負傷した現場の近く 札幌市東区で警戒続く
札幌市東区で10月28日朝、親子とみられるクマ3頭が目撃されました。3年前にクマが次々と人を襲った現場の近くで、警察などが警戒を続けています。
クマが目撃されたのは札幌市東区中沼町の畑です。午前8時10分ごろ、付近の会社の従業員から「建物から双眼鏡で約200m先にある畑にクマがいるのを見た」と110番通報がありました。
警察によりますと、目撃されたのは親グマ1頭と子グマ2頭の合わせて3頭で、東側にある豊平川の方向へ立ち去ったということです。
これまでにケガ人や被害は確認されていません。警察は周辺の小学校などにも情報を共有するなど注意を呼び掛けており、パトロールを行っています。
札幌市東区では2021年6月にクマが住宅街に出没。次々と人を襲い、4人が負傷しています。今回クマが目撃されたのはそこから約6km離れた地点で、警戒が続いています。