【死亡した船長を書類送検】知床観光船沈没事故から2年以上…乗客・乗員25人死亡させた容疑
知床半島沖で、観光船が沈没した事故で、海上保安庁は乗客乗員を死亡させたとして、船長を容疑者死亡のまま書類送検しました。
業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで、書類送検されたのは、観光船KAZU1の船長、豊田徳幸容疑者です。
豊田容疑者は2022年4月、KAZU1を運航する際、船や乗客乗員の安全を確保する義務を怠り、船を沈没させ25人を死亡させた疑いが持たれています。
豊田容疑者もこの事故で死亡しています。
海上保安庁は、船体の検査や気象条件が悪いことが予想された中で、出航中止など適切な判断を怠ったことを認定しました。
この事故をめぐっては、運航会社社長の桂田精一容疑者も逮捕されています。