<日本史上最悪の海難事故から70年>1447人が犠牲になった洞爺丸台風事故 遺族ら80人以上が慰霊法要 70年をきっかけに初めて参列した人も 「子や孫に語り継がせたい」 北海道北斗市
日本史上最悪の海難事故、洞爺丸の台風事故から70年となる9月26日、北海道南部の北斗市で慰霊法要が営まれました。
1954年に起きた洞爺丸の台風事故では、「洞爺丸」などの青函連絡船5隻が沈没し、1,447人が犠牲となりました。
事故から70年となった9月26日、函館湾を望む北海道北斗市七重浜の慰霊碑前で慰霊法要が営まれ、遺族ら80人以上が参列しました。
「母は24歳でしたからね、天国でどうしているのかと思いますね」
「子ども、孫には語り継がせてここに来てもらいたいと思っています」(ともに参列者)
参列者の中には、70年をきっかけに初めて訪れた人もいて、犠牲者の冥福を祈りました。