地面を埋め尽くす“ケムシ”に市民困惑… ガの幼虫が大量発生し町中に広がる 街路樹・ベンチ・滑り台にも… 北海道函館市
函館でガの幼虫ケムシが大量発生し、風に飛ばされるなどして周囲に広がっています。
付近住民は市などに対応を求めています。
函館市千代台町の街路樹。
よく見ると白いものが降っています。
「これそうじゃない?半端でないよ、この数。踏んだらぬるっとする」(近所の住民)
地面を埋めつくしていたのはおびただしい数のケムシです。
このケムシは「アメリカシロヒトリ」というガの幼虫です。
専門家に対策を聞くと。
「ケムシが大きくなって活動する前に早い段階で枝葉を除去するのが基本」(桧山森林管理署 長谷川健一さん)
ケムシを見つけたら枝葉ごと切って殺虫剤をかけるのが効果的と言います。
函館市では7月からケムシの防除を行ってきましたが、大量発生しており、対応を急いでいます。