札幌ススキノ地区にオフィスビル…かつて札幌市民の娯楽の場所だったスガイディノスの跡地に 全国でも突出してオフィスの空室率が低い札幌 高まるオフィス需要 北海道
札幌市ススキノで5年前に閉館した総合娯楽施設のスガイディノス。その跡地にオフィスビルが開業します。
実は今、札幌では、オフィス需要が高まっています。
地上13階 地下1階のオフィスビルが11月から開業
窓からススキノの繁華街や大倉山などが見渡せるこのビル。スガイディノスの跡地に11月から開業するのは、地上13階、地下1階建てのオフィスビル「コネクト札幌」です。
「すぐ近くに飲食店がある、遊ぶ所がある。そういった立地で新しい働き方があるんじゃないか」(不動産会社の担当者)
1階にはコンビニエンスストアなどの商業テナントが入り、2階以上がオフィス空間で、ワンフロアが約230坪。1坪あたりの価格は札幌ではやや高い2万円ほどです。
オフィス需要が高い札幌 中心部で再開発進む
かつて映画館やボーリング場などの総合娯楽施設として一時代を築いたスガイディノス。その跡地にオフィスビルを開業する背景とは。
「いまでいうと札幌が1番(オフィスの)空室率が低い」(不動産会社の担当者)
民間の不動産会社によりますと、札幌市は全国でも突出してオフィスの供給が不足していて、空室率は3.29と、20年前より8ポイントも低くなっています。
民間の不動産会社によりますと、札幌市は全国でも突出してオフィスの供給が不足していて、空室率は3.29と、20年前より8ポイントも低くなっています。
札幌駅や大通を中心に大規模な再開発が進んでいることが、供給が少ない原因のひとつとなっていて、4丁目プラザやピヴォの跡地でもオフィス需要を見込んだ複合ビルの建設が進んでいます。