運転見合わせていた石勝線が“通常運行”へ 4日ぶり…特急124本が運休 1万1700人の移動と農産物の輸送に影響 北海道
大雨による線路への土砂流入で、8月31日から運転を見合わせていたJR石勝線が9月4日午前、再開しました。
JR石勝線の山間部をゆっくりしたスピードで走る特急列車。4日午前、札幌を出発し、帯広・釧路方面へ向かう列車です。
JR石勝線の川端・新夕張間では8月31日、大雨で線路に土砂が流入し、札幌と帯広・釧路を結ぶ特急などが運休していました。
その後、復旧を終え4日午前、4日ぶりに特急列車、普通列車ともに通常運行に戻りました。
JR帯広駅でも札幌行きの特急列車が出発。乗客は胸をなでおろしています。
「釧路・十勝の人はこのJRが不通になると影響する。(JR北海道には)盤石の体制でやってほしい」(乗客)
JRによりますと、8月31日から4日までの5日間で、特急など124本が運休し、約1万1千700人の移動や農産物の輸送にも影響が出たということです。