北海道は8月21日、2025年から2034年までの10年間にわたり、毎年約1300頭のヒグマを捕獲する方針を新たに示しました。
道が専門家から意見を聞く「ヒグマ保護管理検討会」で明らかにしました。
10年間の捕獲目標数は1万3290頭で、年間では毎年1329頭となります。
過去5年のクマの捕獲数は約800~約1600頭。道は「市町村の協力を得なければならないが、過去の結果から見れば現実的な数字」と述べています。
クマの数が減りすぎた場合は絶滅しないよう、捕獲数を見直します。
道は9月中に素案をまとめ、「パブリックコメント」で市民から意見を募り、改正案をまとめる予定です。