「橋にも寿命がある」 高速道路リニューアル 開通から最大規模の工事の現場に密着…技術が大幅に進歩 かつては1か月かかった作業が今では20分で “働き方改革”の波が現場にも
高速道路を支える職人技
さまざまな技術の進歩が実現しましたが、工事の安全性を確保するのは現場で作業する人たちの技術があればこそ。まさに、職人技の積み重ねが高速道路を支えています。
「設計値は15ミリ以内の誤差。ずれてしまうと、一からやり直し」(NEXCO東日本 三膳さん)
ミリ単位の調整をしながら素早く作業を仕上げます。
設置し終えた床版には、防水性を高めるコーティングを施します。
そして、床版の上をアスファルトで舗装。延長66メートルの区間に23枚の床版を設置し、大規模なリニューアル工事は終了しました。
「以前と見比べると、かなりきれいになりとても気持ちがいい。利用客の安全性や道路の耐久性を上げていくのは、やりがいのある仕事」(NEXCO東日本 三膳さん)
高速道路のネットワーク機能を今後も保っていくためのリニューアルプロジェクトは、この後も続きます。