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岸田首相 次の総裁選"不出馬宣言"に衝撃走る…与野党でわかれる評価 北方領土の元島民からは「墓参や交流を早く」着手求める声も 北海道

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自民党道連 中村裕之 会長

自民党道連 中村裕之 会長

 自民党道連の中村会長は14日午後、道内で取材に応じました。


 「14日というタイミングは意外だった。国内の政治不信を招いたことを見ると、トップが責任を取ることは1つの選択肢として評価をすべきだろう。国民に開かれた議論をした上で新しいリーダーを決めていきたい」(自民党道連 中村裕之 会長)

立憲民主党道連 逢坂誠二 代表

立憲民主党道連 逢坂誠二 代表

 一方、野党・立憲民主党道連の逢坂代表は。


 「判断が遅すぎる。不出馬が政治責任を取るんだとするならば、何に対する責任なのか。裏金なのか統一教会なのか自衛隊の不祥事なのか。どれもこれもうやむやなまま。他党の総裁を決めることなので、我々がとやかく言うことではないが、自民党政治を見ていると、自民党内に何か不都合があると、総裁の首をすげ替える。それによって刷新感を出して、不都合があったこと、不祥事をリセットしてしまうことを繰り返している。この手法に国民の皆さんだまされちゃいけないと思う」(立憲民主党道連 逢坂誠二 代表)

北海学園大学 法学部政治学科 山本健太郎 教授

北海学園大学 法学部政治学科 山本健太郎 教授

 政治学の専門家は…


 「2024年に入って、政治とカネをめぐる大きな問題が取り沙汰され、内閣支持率も大きく下がった。数字がなかなか改善しないまま、ここまで来てしまった。岸田首相はギリギリまで総裁選に出馬をすることを模索していたと思う。党内の有力者などに意見などを聞き、再選を果たすのが難しそうだという判断に至ったのではないかと推察される」(北海学園大学 法学部政治学科 山本健太郎 教授)