【北海道の天気 7/23(火)】猛暑をさます大雨…上川・留萌地方は最大150ミリ!夜間の土砂災害・浸水・川の氾濫に警戒を
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆3か月予報
きょう23日(火)は札幌管区気象台から3か月予報が発表されました。
8月・9月の北海道の平均気温は、平年より高く、
10月は平年並みか平年より高い予報です。
北海道は、全国的に夏から秋に向かうペースが早く、
今年は季節の移ろいが一層、忙しいかもしれません、
今年もお盆を過ぎても厳しい暑さが続き、紅葉は遅くなる傾向で、
道北の初雪は、10月下旬ごろかもしれません。
◆今夜から大雨
あす朝にかけて、活発な雨雲が北海道にかかりそうです。
雷を伴い非常に激しい雨が降るほか、雷・ひょう・突風を伴うかもしれません。
特に、上川・留萌地方で、雨量が多く、最大150ミリです。
一晩で、ひと月に相当する雨ですので、
土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水には警戒をして下さい。
札幌も、20~40ミリで、久しぶりにまとまった雨となりそうです。
◆あす24日(水)の天気・気温
午前中は雨の降る所が多くなりますが、午後は、次第に回復しそうです。
ただ、北風が強まるでしょう。
最高気温は、札幌で25℃と、前日に比べて6℃も低いほか、
オホーツク海側は、前日より15℃前後も低く、肌寒いぐらいです。
気温変化も激しくなるので、体調管理にも、一層気を付けて下さい。
◆札幌の10日間予報 24日(水)~8月2日(金)
大通公園ではビアガーデンも始まり、夏の楽しみが増える時期ですが、
天気が変わりやすく、25日(木)は、にわか雨に注意をして下さい。
26日(金)は豊平川で花火大会が開催されるくもりの予想です。
しばらくは、最高気温は30℃を下回り、しのぎやすい日が続くでしょう。
来週は台風次第で、雨予報に変わる可能性もありますので、
最新の情報に注意をして下さい。
◆全道の週間予報 24日(水)~30日(火)
猛暑から解放され、25日(木)以降は、極端に暑い日はなさそうです。
週末は、大気の状態が不安定で、一時的に雨が降る所があるでしょう。
来週前半は、台風から変わった低気圧が、北海道周辺を通過するかもしれません。
低気圧次第では、雨の量が多く、強風、高波となる可能性があります。