<旭川女子高校生殺人> 逮捕から1週間…内田梨瑚容疑者は容疑を否認「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけ」梨瑚容疑者を知る人は「カッとなりやすく、もめることあった」 北海道旭川市
内田容疑者は村山さんを車に監禁すると、16歳の少女と19歳の女を乗せて旭川市内へ。
途中でコンビニに寄った際に村山さんは大声で助けを求めましたが…
「この子はおかしくなっているので、取り合わなくていい」(内田容疑者)
内田容疑者はこう店員に説明したといいます。
そして途中で16歳の少年と少女を降ろし、内田容疑者が「舎弟」と呼んでいた19歳の女とともに神居古潭へと向かいました。
景勝地として知られる自然豊かなこの場所は、普段は穏やかな場所です。
しかし夕方を過ぎて夜になった時には…
「午後9時の神威大橋です。事件があった現場には小さな街灯が2つほど立っているだけでほとんど周りを見ることができません。今はカメラのライトで少し明るくなっていますが、このライトを消してしまうと真っ暗になり、何も見ることができなくなってしまいます」(古沢 記者)
深い闇が広がっていました。
「橋の周りに防犯カメラがなく、人目につかない場所だと知っていて、女子高校生を連れて行った」(内田容疑者)
内田容疑者にとって「都合の良い場所」だったといいます。
捜査関係者によりますと、この場所で、わずか20分間で村山さんを橋から落とし、逃走したとみられています。
事件後、内田容疑者は知人らに「高校生に謝らせた」「高校生は帰っていった」などとメッセージを送っていました。
一方、「帰っていった」としていた内田容疑者ですが、捜査関係者によりますと調べに…
「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」と、容疑を否認。
知人らに送ったメッセージとはニュアンスが異なる供述をしているということです。
警察は内田容疑者が主導的な立場で事件に関わっていたとみて動機や当時の状況などを調べています。